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『oasis FUJI ROCK FESTIVAL09』2度と観られぬ貴重なラストライブ!バンドの音楽性同様シンプル・タイトな構成は見事。ヒット曲満載の選曲、ノエルとリアムの2ショットに胸アツ必至

こんにちは。試写室情報です。『oasis FUJI ROCK FESTIVAL09』★★★★半

英国ロックバンドの金字塔「オアシス」が、2009年7月24日のフジロックフェスティバル初日ヘッドライナーを務めた際のライブドキュメンタリーである。バンドの音楽性同様、シンプル且つタイトな構成だ。何も足さない、何も引かない・・・。

ライブの約1カ月後、ノエル・ギャラガーが脱退を表明し、バンドは解散したわけだから、日本はおろか事実上、最後の大規模ライブになるのではないか。oasis ファンならずとも貴重な時を共に出来る100分である。

いつもながらオーディエンスに媚びを売ったり、煽る気配は全くない。たまに口を開いても

「このフェスは、いつもいつも雨が降るんだろ。知ってるぜ」

「お前ら、英語を教えてやろうか?嫌なのか。そうかよ」

と素っ気ない。いつもの如くアンコールにも応じない。

だが、ひとたび演奏が始まると、“マンチェスターのオニイチャンたち”は、ビカビカに光るのだ!兄のノエル・ギャラガーが紡ぐ美しいメロディライン♪それを自身の世界観で体現する弟のリアム・ギャラガー

2人が画面におさまる度、もう、この2ショットは2度と観られないという感慨に囚われ、熱い気持になる。

初っ端から「ロックンロール・スター」を高々と歌い上げるリアム。「モーニング・グローリー」「ワンダーウォール」「ライラ」「シャンペン・スーパーノヴァ」名曲、ヒット曲揃いの選曲だ。

ノエルも「ドント・ルック・バック・イン・アンガー」を繊細に表現する。

派手なステージアクションは無い。歌い終わっても雨を払いもせず、無表情で虚空を見詰めるリアム。動きがないのに、これ程ステージ映えするバンドは少なかろう。

デビューから20年、解散から8年も経つというのに、音楽ファンを魅了し続けるoasis は唯一無二の存在だ。

ビートルズの名曲カバー「アイム・ジ・ウォルラス」に於けるオーディエンスとの一体感は忘れがたい。

3月4日(土)より、新宿ピカデリー他、期間限定で全国公開されます。是非お見逃しなく!